外壁を触ると白い粉が手に付いたり、ひび割れをしたりしていませんか?
気にはなっているけど「まだ塗り替えなくても大丈夫だろう…」と、どんどん先延ばしにしているご家庭も多いかと思います。
外壁が劣化しそのまま放置してしまうと、住宅の構造低下や雨漏りなどに繋がり、結果的に外壁塗装だけではなく、建て替えや全面リフォームまでしなくてはいけない自体になってしまいます!
今回は、住宅を長持ちさせるための「外壁塗装のタイミングの目安」や「塗料の種類別の耐用年数から業者選びのコツ」までご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
「放置しすぎて高額予算になってしまった!」ということのないように、事前にしっかりと外壁塗装を行うタイミングについて知っておきましょう♪
目次
外壁塗装のタイミング時期の目安は?
一般的に外壁塗装を行うタイミングは「築10年目」と言われています。
築年数が7年前後になると、毎日紫外線や雨にさらされている外壁は防水機能が切れ、劣化し始めてしまうのです!
外壁塗装を行ったほうが良い5つのケース
劣化状況 | 劣化詳細 | 劣化進行度 |
外壁の色あせ | 当初より色あせをしている | |
チョーキング | 外壁を触ったときに、白い粉が手につく現象 | |
塗膜の膨れや剥がれ | 外壁がプクッと膨れ剥がれる現象 | |
ひび割れ(クラック) | ヒビの幅が0.3mm以上の場合は危険 | |
シーリング材の亀裂 | 継ぎ目やサッシ回りなどの劣化 | |
カビ・苔 | 一度発生すると増殖し続ける |
外壁が劣化が進行すると、いずれにせよ亀裂が入りそこからカビの発生や雨水の侵入により、住宅強度の低下に繋がります。
築年数が7年以上の住宅は、一度チェックしてみてくださいね♪
シーリング材の亀裂は、ホームセンターで材料を購入し、自分で修復することも出来ます!
ただしいつまで持つのかはわかりません…。手先の器用な方はぜひお試しください♪
外壁塗装がベストな時期や季節は?
通常、外壁塗装工事をするにあたって、適した気候条件は「気温15~30度/湿度75%以下」と言われています。
それを踏まえると、塗装工事に適している季節は「春と秋」です!どちらも下記のようなメリットがあります。
- 湿度が低いため、塗料が乾きやすい
- 天候が比較的安定している
- 窓を締め切っていても快適
ただし、春先の黄砂や秋の台風などにより工事が延期になる場合もあるということを知っておいてくださいね♪
【外壁塗装】塗料種類の耐用年数と業者選びのコツ
外壁材には塗料が吹き付けられています。外壁材自体にも耐久年数がありますが、最初に吹き付けられている塗料によって塗料の耐久年数も変わってきます。
外壁材の耐久年数と外壁材に塗られている塗料の耐久年数は全くの別物となり、そのあたりの説明もきちんとしてくれる業者選びが大切になってきます。
外壁塗装の塗料種類の耐用年数
塗料ごとの耐久年数の一覧がこの様になります。
塗料の種類 | 耐用年数と特徴 |
---|---|
アクリル系塗料 | 7年程度(耐久性がないがコストは抑えられる) |
シリコン系塗料 | 15年程度(耐久度が高くメインに使われる信頼度が高い塗料) |
ラジカル系塗料 | 15年程度(シリコンと同様にコストを抑えながら信頼度が高い塗料) |
光触媒塗料 | 15年程度(太陽の光で汚れを落としてくれる。耐久性はあるがコストが高い) |
ピュアアクリル塗料 | 15年程度(耐久性が高くコストが掛かる為に乾燥時間も長く工期が長くなる傾向がある) |
フッ素系塗料 | 20年程度(塗料としての大衆性は文句なし!レベルもコストも高い) |
遮熱系塗料 | 20年程度(耐久度も遮熱効果もある。補助金の対象になる地域もある) |
使用する塗料でもざっくりこれだけの数があります。
「費用を抑えると耐久年数は低く、費用をかけると耐久年数が長くなる」というシンプルな特徴なので目安として参考にしてみてください。
外壁塗装の会社選びの注意点
せっかく外壁塗装をするのだから、信頼できる会社を選びたいですよね。悪徳業者に騙されないための注意点をご紹介していきます!
- 塗装面積をしっかり把握・・・塗装しない部分が塗装面積から引かれているかをしっかり確認しましょう。
- わかりやすい劣化状況を説明してくれる・・・専門用語ばかり使わず素人でも分かる説明をしてくれるかをチェックしましょう。
- 実績がある業者を選ぶ・・・信頼されている会社ほど実績があります。確認しましょう。
外壁塗装の業者を見つけたら、上記のポイントに目を向けて選んでみてください。
まとめ
今回は、劣化が悪化しないための「外壁塗装のタイミングの目安」や「塗料の種類別の耐用年数から業者選びのコツ」までご紹介してきました。
外壁塗装はあくまでもが大掛かりな外壁のリフォームを、国税庁発表の耐用年数まで維持するためのメンテンスです。
外壁は、家を守る言わばボディースーツの役割を果たしています。
そして外壁の修繕と合わせて屋根の修繕や外壁コーキングの修繕から防水工事も同時に行うことをおすすめします。
外壁材の内部にある防水シートなどの防腐やカビなどの繁殖、室内への湿気への影響も改善することが出来るからです。
同時にすべて行う事で値引きの額も大きくなり、足場も一番有効に活用することが出来るので無駄な支出なく住宅のメンテナンスを行うことが出来ます。
建物の耐久年数と塗料の耐久年数をしっかり把握することで、悪質業者に引っ掛かることなく家の顔となる外壁部分を長く綺麗に保つことが出来るため、ぜひ参考にしてくださいね!
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