「今まで台風来ても大丈夫だったし…」「建物に被害が及ぶほどは強くないだろう」と、軽く考えてしまっている方も多いかと思います。
今まで何ともなくても、近年の地震やゲリラ豪雨などの頻度が非常に多く、いつ何があってもおかしくない環境状況に陥っています。
風速20m以上になると、屋根が飛んでいってしまったり、外壁が破損してしまう可能性もあるため、決して他人事ではありません!
今回は、台風被害に遭ってしまった時の「台風被害を受けた場合の補償内容」と「台風被害で受けられる補助金」についてご紹介していきたいと思います。
もしものときの、事前の台風対策に重ねて知っておきたい知識なので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
台風(強風・大雨)被害で受けられる火災保険の種類や詳細
ご自宅の不安を解消するために多くのご家庭の方が加入している「火災保険」ですが、火災の場合だけではなく、実は自然災害にも適用されます。
台風や雹(ひょう)、雪などの被害の際に使用されるため、費用を抑えて補修することができます!まだ加入していないご家庭も今からでも遅くありませんよ!
台風被害を保障してくれる火災保険の3つの種類をご紹介していきます。
火災保険で補償される被害|①風災
風災とは、台風や竜巻、旋風、暴風などによる被害の事を言います。
「台風による強風で瓦が飛ばされた」「暴風で窓ガラスが割れた」「強風で飛ばされた物が家に当たり外壁が壊れた」
という場合に保証を受けることが可能です。
実際に過去の台風でも一番多い被害が「風災」です。何が飛んでくるか予測不能なため、マンションであっても風災補償は不可欠と言えるでしょう!
火災保険で補償される被害|②水災
台風や暴風雨などによる洪水や高潮、土砂崩れなどによる被害のことを言います。
落石や融雪洪水などにも適用され、台風時の被害のみならず大雨による洪水の場合も含まれるのが特徴です。
ただし「床上浸水」又は「地盤面から45cmを超える浸水」の場合によりますので、確認が必要になります。
マンションの高層階は水災補償が必要ないと思っている方も多いかもしれませんが、豪雨が原因で排水口が溢れると居宅内に損害を受ける場合もあります!
火災保険で補償される被害|③落雷
台風時のみならず、ゲリラ豪雨などによって落雷が発生した場合にも保障されます。
「落雷によりテレビアンテナが壊れた」「台風による落雷で過電流になりテレビやパソコンが壊れた」といったケースが適用されます。
ただし、テレビやパソコンは家財になるため、家財も保険対象にしておかないと適用されませんので注意しましょう。
台風被害が火災保険で補償されないケースや保険請求期限
火災保険に加入していても、保障されないケースもあります。詳細は下記のとおりです。確認しておきましょう!
- 経年劣化により損害が出た場合
- 補償対象外の被害の場合
- 被害が発生して3年以上経過した場合
①経年劣化により損害が出た場合…勘違いしてはいけないポイントは「被害に遭う前の状態に戻す」ということです。違う状態にすることはできませんので注意しましょう。
②補償対象外の被害の場合…補償をつけていない項目をしっかり把握することが大切です。「建物」と「家財」により条件が変わります。
建物に含まれるもの | 家財に含まれるもの |
|
|
③被害が発生して3年以上経過した場合…被害を受けてから3年が経過すると、因果関係がわからなくなるため、火災保険の請求権利がなくなり補償を受けることができません。
ただし、東日本大震災の規模になると、3年が経過しても補償を受けることができるようです。
台風被害を遭った方が受けられる補助金
近年台風の特徴でもある暴風雨により、大きな被害を受けた方々がたくさんいます。屋根が吹き飛ばされたり、外壁が壊れたりすると修理費用もかなりかかってしまいますよね。
台風被害に遭った場合に受けられる補助金制度を知っておけば、費用を抑えることができますよ!
補助金制度名 | 給付・融資/対象 |
---|---|
災害救助法に基づく住居の応急処置 | 給付型(現物支給)/半壊と大規模半壊のみ対象 |
被災者生活再建支援金 | 給付型/全壊や大規模半壊のみ対象 |
災害見舞金 | 給付型/自治体による |
災害援護資金 | 融資型/自治体による |
火災保険 | 給付型/加入者のみ対象 |
補助金の申請は、ご自身で行うため支援制度を知らなければ、少なからず損をしてしまいます。負担を抑えて補修するためにも知っておくべき知識と言えますよ!
まとめ
今回は、生活する上で欠かせない知識のひとつの「台風被害を受けた場合の補償内容」と「台風被害で受けられる補助金」についてご紹介しました。
台風による屋根や外壁、窓ガラスの修理は、火災保険によって補償を受けることが可能です。
台風は毎年訪れるにもかかわらず、いつどこでどんな大きさで現れるかわかりません。しかし、被害に備えて補償を契約していないと保険金を受けることすらできないのです。
「被害はないだろう」と安易な考えを持つのはやめ、もしものときのための備えをしていないと、いざという時に莫大な費用を払わなくてはいけなくなるかもしれません。
火災保険に入っていない方は是非検討をしてみてください。すでに契約している方は、今どんな保証内容を契約しているかチェックしてみると良いですよ♪
台風の被害による損失を保障も活用して補修しながら、マイホームをキレイに賢く損しないように維持費用として活用してみてはいかがでしょうか?
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