外壁の補修・メンテナンス

外壁継ぎ目(つなぎ目・隙間)のコーキング補修の重要性や費用相場まとめ

外壁継ぎ目補修

「現在所有管理している建物の外壁継ぎ目の補修はいくら位するのだろう…?」

外壁のつなぎ目補修工事を検討している方の多くは、築15~20年近く経過している建物かと思います。

新築から10年ではまだ流石に外壁繋ぎ目部分だけの補修工事にしても時期的にも金銭的にも早いのではないか?と思い伸ばし伸ばしにしていたことはないでしょうか?

今回は、大切な役割をしている「外壁のつなぎ目の重要性」や「外壁の継ぎ目補修の費用」についてご紹介したいと思います。

補修前に知っておくと安心の情報なので、ぜひ参考にしてくださいね♪

 

目次

外壁継ぎ目の重要性とは

つなぎ目のコーキングが劣化すると、紫外線や熱、雨風も含めて室内のシート部分にまで浸透しカビ等が室内に発生してしまいます。

結果的に、建物の構造部分へのダメージにも繋がりかねない曲者です。

要するにメンテナンスを怠ると、建物本来の耐年数を住むことができなくなるのです!

当サイトに訪問していただいたあなたには損をして欲しくないので、まず最善の選択肢を持って施工判断を下してください。

 

外壁の繋ぎ目部分の補修を行う前に知っておきたい2つの選択肢

 

  1. 外壁の繋ぎ目部分の補修で、向こう15年から20年補修の心配なく格安で工事を依頼するか?
  2. メンテナンスフリーの外壁に張り替える工事を依頼するか?

この2つの選択肢で今後のメンテナンス費用から施工料金に関して大きく違ったものになります。

ざっくり言うと、外壁の継ぎ目をシーリングで打ち直すのか、長い期間メンテナンスが必要ないタイルに張り替えるのかということです。

どちらもメリットもデメリットもあります。どちらが良いのかはそれぞれの家庭によると思いますので費用相場を参考にしてみてください。

 

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【50坪の建物の場合】外壁繋ぎ目補修塗装工事での目安料金

一般的に多い50坪の建物で、外壁の継ぎ目をシーリングで打ち直した場合の塗装費用目安は以下の通りです。

項目 面積 平米単価 合計
足場 167平米(50坪) 600円 100,200円
高圧洗浄  167平米(50坪) 200円 33,400円
養生  167平米(50坪) 300円 50,100円
飛散防止ネット  167平米(50坪) 100円 16,700円
シーリング打ち直し(繋ぎ目補修)  167平米(50坪) 700円 116,900円
下地処理  167平米(50坪) 15,000円
下塗り(シーラー)  167平米(50坪) 600円 100,200円
シリコン系塗料  167平米(50坪) 2,500円 417,500円
産業廃棄物処理、諸経費  167平米(50坪) 20,000円(一式)
合計 870,000円

 

【50坪の建物】外壁タイル工事での目安料金

50坪の建物の外壁をメンテナンスフリーの総タイル張りにした場合の費用目安は以下の通りです。

項目 面積 平米単価 合計
足場 167平米(50坪) 600円 100,200円
飛散防止ネット 167平米(50坪) 100円 16,700円
外壁タイル剤 167平米(50坪) 9,000円~ 1,503,000円~
旧外壁剤撤去費、諸経費  167平米(50坪) 300,000円(一式)
合計 1,919,900円

 

タイル外壁に変えることで外壁繋ぎ目部分の補修費用が永久的に不要!?

メンテンスフリーの外壁に関しては、モルタル外壁やタイル外壁などがありますが、材料コストや耐久性高い分、高額になってしまいます。

 

しかしその分メンテナンスコストはかからないという点がタイル外壁の魅力です。

メンテンナンス費用が全く掛からないといえば語弊がありますが、10年ごとに55万程度の修繕コストが掛かるとします。

概算としても30年~50年という月日が流れると、大きな修繕費での負担金に差がついてくるのです。

 

ですがサイディング外壁に関しても、外壁耐年数としてはメーカーにより違いますが通常40年程度の耐年数があるものが一般的です。

建て売りの新築物件を購入している方はもう30年程度の耐年数のものが多い傾向ですが、外壁材の耐年数だけではない(外壁の繋ぎ目コーキング等のメンテナンス)のがサイディングのデメリットでもあります。

コスト面においては耐久性も有りメリットも多いのでご自身の経済状況とも照らし合わせて検討してみるのが賢明な策といえます。

これらの外壁材のメリットデメリットに関しては当サイト内の「外壁材を総タイル張りにするメリット・デメリットと価格」でも解説している部分と被る部分でもあるので参考にしてみてください。

 

修繕費を最安値にするなら外壁サイディングの場合のつなぎ目補修工事のみという選択肢も

 

外壁がサイディングの場合には、つなぎ目部分のコーキングの打ち直しだけするという選択肢もあります。

目地部分のコーキングの打ち直しのみで、外壁材の塗装は行わないという選択肢の場合の料金はこのようになります。

 

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【50坪の建物】外壁繋ぎ目補修工事のみの工事料金目安

50坪の建物の外壁つなぎ目の補修のみの料金目安は以下の通りです。

項目 面積 平米単価 合計
足場 167平米(50坪) 600円 100,200円
高圧洗浄  167平米(50坪) 200円 33,400円
養生  167平米(50坪) 300円 50,100円
飛散防止ネット  167平米(50坪) 100円 16,700円
シーリング打ち直し(繋ぎ目補修)  167平米(50坪) 700円 116,900円
産業廃棄物処理、諸経費  167平米(50坪) 20,000円(一式)
合計 337,300円

 

つなぎ目だけの補修工事であればお手軽にすることはできますが、足場仮設の料金がもったいないという最大のデメリットが有ります。

ですが、それ以上にコスパ重視で気になる部分だけの補修を行いたいという方には、コーキングの打ち直しのみという選択肢も有るので選択肢を幅広く持って検討してみてください。

 

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まとめ

今回は、建物の見た目や強度につながる「外壁のつなぎ目の重要性」や「外壁の継ぎ目補修の費用」についてご紹介してきました。

築15年以上経過した建物の外壁は劣化が毎日少なからず始まっています。外壁のつなぎ目が縮んでいたり割れていたりすると、そこから雨水が侵入したり建物が腐食します。

それをそのまま放置すれば、結果的にシロアリ発生や雨漏りなどといったトラブルが出てきてしまうため、とても危険です。

健康被害や危険にさらされる他にも、外壁のつなぎ目だけではなく大掛かりな工事が余儀なくされる可能性もありますので、そうならないためにも早急な対応が必要です。

ぜひ複数の業者に見積もりを依頼し、適切な処置をしてくださいね♪

 

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