今や新築住宅の主要な外壁材となっているのが、モルタルに代わって「サイディング」になります。
リフォームやメンテナンスを検討しているご家庭にとって、主流なサイディングを採用したいけど「費用はどれくらいなのか」「耐久性はどれほどなのか」と不安もあるかと思います。
そこで今回は、「外壁サイディングの種類と費用」や「サイディングのリフォーム方法」などについてご紹介したいと思います。
サイディングのリフォームを検討している方に、いくつかの選択肢の中から最適な回答が導き出せる指標となれるように解説するので、参考にしてみてくださいね。
目次
外壁サイディングを種類ごとに徹底比較!
外壁に使われるサイディングは大きく分けると4種類あります。
各種類によって特徴や費用、耐用年数など異なってくるためしっかりと把握した上で決断すると良いでしょう。
外壁材の種類①窯業系サイディング
種類 | 窯業系サイディング |
---|---|
特徴 | 窯で焼いて作られた素材で、デザイン豊富 |
1平方メートル単価 | 約5,000~20,000円 |
耐用年数 | 約20~40年 |
メンテナンスの目安 | 7~15年を推奨 |
日本の住宅で約70%もシェアされている今主流の外壁材です。
熱を吸収しやすいですが、優れた防火性能を持ち、レンガ調やタイル調などといったデザインが豊富な点が人気の理由です。
外壁材の種類②金属系サイディング
種類 | 金属系サイディング |
---|---|
特徴 | 断熱材の表面に金属メッキを施し、安くて軽く耐震性が高い |
1平方メートル単価 | 約5,000~7,000円 |
耐用年数 | 約20~40年 |
メンテナンスの目安 | 10~15年を推奨 |
窯業系の次に人気の素材になります。
断熱材や防音性に優れており、安くて軽量なため重ね張りするリフォームの際に多くのご家庭で採用されています。
外壁材の種類③木質系サイディング
種類 | 木質系サイディング |
---|---|
特徴 | 木材を使用し、暖かみのあるデザイン |
1平方メートル単価 | 約6,500~15,000円 |
耐用年数 | 約15~40年 |
メンテナンスの目安 | 3~10年を推奨 |
木材に塗装が施されているため、防火性能や防水性は低くなりますが、木の質感を感じさせてくれるデザインが人気です。
木の腐食を防ぐために他の外壁材より早めのメンテナンスが必要となるため注意が必要です。
外壁材の種類④樹脂系サイディング
種類 | 樹脂系サイディング |
---|---|
特徴 | 耐久性が高いが、日本でほとんど使われていない素材 |
1平方メートル単価 | - |
耐用年数 | 約20~50年 |
メンテナンスの目安 | 10~30年を推奨 |
北米で普及率が高く、冷害に強い外壁材です。
耐久性が強い素材ですが、現在の日本ではほとんど使われていないため、対応してくれる業者を探すのが大変になるでしょう。
意外と知らない外壁サイディングリフォームの3つの選択肢
外壁サイディングをリフォームする際には、3つの選択肢があります。
どの選択肢を選んでも一長一短は有り、サイディングリフォームの一般的な方法が外壁塗装となります。
外壁サイディングの上から塗装する方法
既存のサイディングの上から塗装をするだけの方法のため、費用を抑えることが可能になります。
さらに、塗料によって断熱や防カビなどといった機能性を追加することができるので、塗装する前より長持ちします。
ただし、10年に1度のタイミングでメンテナンスが必要となります!
サイディングの張り替えという方法
今までの外壁を解体し、新しい外壁に張り替える方法です。真新しい外壁に生まれ変わるため、長持ちし見た目もガラリと変えることができます。
外壁解体工事が必要になるため、費用がかかり工事期間も長くなる点がデメリットとなるでしょう。
サイディングの重ね張りという方法
そのままの外壁の上から、新しい外壁を張っていく方法です。廃材が少ないため、処理費が不要で安く抑えることができます。
工事期間も短く、外壁が二重になることから遮音性が高まることでしょう。
ただし、選択できる外壁材がほぼ金属系サイディングに限られることが多いです。
劣化状況から選ぶ外壁サイディングのリフォーム方法
劣化状況による外壁サイディングのリフォーム方法は以下の通りです。
劣化状況 | 上から塗装 | 張り替え | 重ね張り |
---|---|---|---|
外壁材の色あせ | ○ | ○ | ○ |
外壁材の剥がれ・塗装の剥がれ | ○ | ○ | ○ |
外壁材にコケ | ○ | ○ | ☓ |
外壁のひび割れ | ☓ | ○ | ☓ |
外壁の模様替え | ☓ | ○ | ○ |
外壁をおしゃれに変えたい | ☓ | ○ | ○ |
外壁の耐久性を上げる | ☓ | ○ | ○ |
外壁材がボロボロと崩れる | ☓ | ○ | ○ |
現状の劣化状況に関しては、外壁で一番ダメージが有る部分(太陽や雨風を一番受けている面や部分等)を確認すればわかりやすいです。
業者に依頼する前に、ご自身の目で確認して状況に応じた張り替えや重ね張りなどのリフォームも考慮した方が良いでしょう。
外壁サイディングリフォームの費用相場
上から塗装 | 張り替え | 重ね張り | |
---|---|---|---|
50坪の費用相場 | 80万円~160万円 | 80万円~350万円 | 80万円~250万円 |
既存の外壁材の撤去費用なども含めた金額相場となっています。外壁材のグレードや種類によっても値幅は有ります。
外壁サイディングの最大のデメリットとなるのが「コーキング処理」の必要性で、コーキングによりメンテナンスが必要となった方には失敗を考慮した対策を検討することをおすすめします。
リフォームを依頼する業者選びの3つのポイント
リフォーム業者に関しては県外からの営業や飛び込み営業等によるトラブルが横行しているのはご存知かと思います。そうならないためのシンプルですがハードルの高いポイントがこちら。
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まとめ
今回は「外壁サイディングの種類と費用」や「サイディングのリフォーム方法」などについてご紹介してきました。
外壁のリフォーム方法について理解いただけましたか?
どんなに良いサイディングを選んだとしても、業者によって手抜きをされてしまっては、元も子もありません。
業者を選ぶ際には、信頼できる会社のみを扱っている優良リフォーム会社サービスサイトヌリカエ」を利用することをおすすめします♪
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